2018年04月19日
本当は教えたくない「あの娘はコークン」の秘密
じつはですね、みとく ユキ 自作・魔法少女みたいな成長物語の「あの娘はコークン」はですね。ハリウ○ドで実写化……なんてことはあるわけないんですがあ。
作者(筆者)がこの話を最初に作り始めたのは、自分が高校生のころだったんですよ。
んで、いまの自分に悩んでるけど悩み切れない10代の微妙な感じを、第1話でやりたかったんですね。
そこで定番の「母と娘の会話」っていうのを、第1話に、もってきてたんです。
ところがですねえ……。
当時は、まだ、おとなの気持ちっていうか、母親のいろんな本当の気持ちが、筆者が高校生だったし、あんまりわかんないんです。
もう想像で描くしかなくて、悩んでいる10代の主人公の気持ちのほうに力が入ってしまってました。
そして、時は今!
おなじ場面を、もうすっかりおとなになった筆者が作っているわけですが、こんどは10代の主人公の女の子の気持ちが、いまだとあんまり実感わかないわけですよ〜。
母親の気持ちって、こんなときはこう言うよな、とか、こう言っててほしいよな、とか、だいたい思いつくんですけど、10代の女の子(主人公のコークン)のホントの気持ちっていうものが、すこし理想化されてしまいそうで、コワい。
まあ、最後は、なんとかまとめるしかないんですけれども、高校生当時の情熱と、いまの自分の心境や人生の実感を、うまくブレンドできたらいいなあと思いつつ。
あ、本当は教えたくない秘密ってのはですね、「あの娘はコークン」は作者が高校生のころから作り方が始まっているのに、いまだに第1話ができてないってことですぜ。
ああ、いい気分転換になった。
仕事に戻ります。
Posted by みとく ユキ at 22:06
│まんがせいさく